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【知的資産経営シリーズ 第1回】~知的財産権との違いについて~

【知的資産経営とは?】~知的財産権との違いについて~


みなさんは、「知的資産」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?

「知的資産?ああ、知ってるよ。商標権とか特許権の事でしょ?」

という声をよく耳にします。


このお答えは決して間違いではないのですが、
実は、
少し紛らわしい事に
「商標権」や「特許権」などのいわゆる「知的財産権」とは
また少し違った概念です。

もう少し正確に言えば、
「商標権」や「特許権」などの
いわゆる「知的財産権」をも含む、
より広い概念が「知的資産」となります。
そして、
この「知的資産」を明確に見える化して、
経営に活かしていくことを
「知的資産経営」
と呼んでいます。

「知的資産経営」という日本では比較的新しい経営手法を
できるだけわかりやすく、
【知的資産経営シリーズ】としてご紹介していきます。



では、今回は、
タイトルにもあります「知的財産権」と「知的資産」の違いについて
書きたいと思います。


まずは、
一般的に認知されている「知的財産権」について簡単にふれておきます。

「知的財産権」の中でも特に企業の持つ有形化された権利(資産)として
代表的なものに以下の4つがあり、
これらを特に「産業財産権」と呼んでいます。

・商標権・・・・商品やサービスに使用するマーク等(立体的なものも含む)
        の標識を保護。保護期間は登録から10年。(更新可)

・特許権・・・・新規性、進歩性を有する発明を保護。保護期間は出願から
        20年。

・実用新案権・・物品の形状等の考案を保護。保護期間は出願から10年。

・意匠権・・・・物品のデザインを保護。保護期間は登録から20年。

これら、
「産業財産権」に共通なのは、権利として有形化された資産であること、
つまり「目に見える資産」である点です。

対して、
今回のシリーズで主役となる「知的資産」とは、
産業財産権などの目に見える有形資産に加え、
目に見えにくい無形の資産を含有したものであり、
企業の持つ本来の強みの事
を広く指します。



「知的財産権」は言わば氷山の一角に過ぎず、
「知的資産(=企業本来の強み)」
は目に見えにくい所により多く隠されている、
と考えることができます。

企業には、財務諸表などで現わされる目に見える資産以外にも、
数字面ではなかなか現わしにくい資産(=企業本来の持つ無形の強み)があるという概念を、
まずは、混同されがちな「知的財産権」と合わせてご説明しました。

次回は、本題である「知的資産」の中身について、
より具体的にふれていきたいと思います。
どうぞ、次回の【知的資産経営シリーズ 第2回】もよろしくお願い致します。



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by okajimu | 2012-03-14 16:59 |   知的資産経営